筆まめは23日、年賀状ソフトウェア「筆まめ」シリーズの最新版「筆まめVer.27」を発表した。発売日は9月2日。パッケージ版とダウンロード版が販売され、ダウンロード版は23日から直販サイト「筆まめネット ストア」で先行販売する。
価格は、パッケージの通常版が6,076円、アップグレード・乗り換え版が3,505円。ダウンロードでは通常版が5,200円、ップグレード・乗り換え版が3,505円(いずれも税別)。
「筆まめVer.27」では、2016年に生誕300年を迎えた江戸時代の絵師「伊藤若冲」の作品をもとにした年賀状デザインが新たに追加された。伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した日本画家で、生涯を通じて特に「鶏」を画題とした作品を多く描いた人物。なお、2017年の干支は酉となる。
また、オンラインサービス「Web 筆まめ」との連携機能も新搭載。「筆まめ」で作ったデザインを「Web 筆まめ」で、「Web 筆まめ」で作ったデザインを「筆まめ」でそれぞれ編集できるようになる。ほか、新たにビジネス用年賀状デザインも収録された。
このほか、画像の一部をコピーする機能「クローンブラシ」機能、年賀状や喪中はがきのやりとりを記録・表示できる「出受記録」、写真と配置のパターンを選ぶと、デザインを自動で作成する「フォトコラージュ」といった従来機能も強化されている。
基本機能としては、住所録作成・管理機能や宛名印刷機能、デザイン作成・編集機能、宛名面作成などを搭載。また、「くまモン」「バリィさん」といったご当地キャラクターデザインや、画面の案内に沿って3ステップで年賀状が完成するナビゲーション「特急デザイナー」、条件を指定すると年賀状デザインの候補が自動表示される「年賀状デザインナビ」といった従来機能も引き続き搭載する。
対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。