日立ハイテクノロジーズ(日立ハイテク)は8月3日、臨床化学自動分析装置「LABOSPECT 008 α」を日本国内にて発売したと発表した。

同製品は、従来製品「LABOSPECT 008」の後継機種となるもので、専用試薬ボトル、ツイン構成ピペッティングシステムおよび超音波攪拌機構を引き継いでいる。専用試薬ボトルでは、項目ごとに必要な複数の試薬を1ボトルにセット化することで、試薬交換に伴う手間を大幅に軽減。ツイン構成ピペッティングシステムと超音波攪拌機構を用い、クロス・コンタミネーションの発生を低減することで、高い実行処理能力と検査効率の向上を実現している。また、操作画面デザインの一新や新GUIなど、ユーザビリティを向上する新機能も搭載された。

9月22日~9月24日にパシフィコ横浜で開催される「JACLaS EXPO 2016 -臨床検査機器・試薬・システム展示会-」で初展示が行われる予定となっている。

「LABOSPECT 008 α」