KDDI研究所は8日、メールの誤送信を防ぐWindows向けアプリ「Nazori Mail Checker」を開発したと発表した。7月1日より法人ユーザー向けに提供を開始する。

「Nazori Mail Checker」による操作フローイメージ

Nazori Mail Checkerは、PCの画面上に表示された宛先や件名、添付ファイルといった重要な情報を、マウス操作でなぞらなければメール送信ができない機能を搭載したアプリ。同研究所は、慣れや思い込みによる確認漏れを防ぐことができるとしている。

そのほか、宛先をマウスでなぞるとひらがなや会社名に変換して表示する機能や、Nazori Mail CheckerをインストールしたPC間で、送信前のメールをお互いに確認できる「第三者確認機能」も搭載している。

対応OSは、Windows 10/8.1/7(SP1)、対応メールソフトは、Outlook 2016/2013/2010(32bit版のみ)。