ドリーム・アーツは5月25日、流通・小売業における多店舗の運営ノウハウを凝縮したクラウドサービス「Shopらん」の最新バージョンを発表した。今回のバージョンでは、新しく「店長の承認機能」などの機能を追加し、同日より提供を開始する。

「Shopらん」画面イメージ

「Shopらん」は、流通・小売業の本部・店舗間のコミュニケーションに特化したクラウドサービスで、情報ポータル機能、お知らせ機能、商売カレンダー機能を備えている。

今回追加された「店長の承認機能」は、店舗での備品購入や商品発注といったさまざまな申請業務を行う際、店舗スタッフが申請書を提出した後に、店長もしくは他の権限者の承認を経て本部への決裁処理を進めることができる。

同社では同機能を活用することで、店長が本部への申請を確認できるので申請の抜け漏れやミス、誤字脱字による店舗・本部間での差し戻しを防ぐことが可能になるとしている。

そのほかの主な新機能として、「リアクション機能」では、店舗スタッフ同士の事例共有やFAQなどの投稿に、ボタンを押して「リアクション」することが可能になり、リアクションには、「いいね!」「確認しました」「参考になった」などの任意のワードを設定できる。

「お知らせピックアップ機能」では、店舗ごとに、その日に表示したいお知らせをピックアップ、店舗トップページにピックアップマーク付きで表示することができる。また、外出の多いSVやバイヤーがスマートフォンやタブレット端末等から電子メールでお知らせを発信する際、任意のカテゴリを宛先のメールアドレスに付加してお知らせを登録できるようになった。