パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは5月20日、スマートホームで利用されるスマートスイッチ(スイッチ)やスマートコンセント(コンセント)の遠隔制御に適した薄型の「DWリレー(インラッシュ・低背タイプ)」の販売を5月より開始すると発表した。

スイッチやコンセントの内部には、電源のON/OFF機能のために複数個のリレーが搭載されているが、限られたスペース内に収納する必要があるため、市場からは薄型で低消費電力のリレーが望まれている。

今回の「DWリレー」は、独自のリレー解析技術と内部構造の最適化により10(幅)×24(長さ)×15.8(高さ)mmというコンパクトサイズを実現。また、ラッチング方式の採用によりコイルの保持電力がゼロで、遠隔制御システムの消費電力低減に貢献する。安全規格については米国UL規格、カナダcUL(CSA)規格、ドイツVDE規格に適合しているほか、中国CQC認証を2016年度中に取得する予定だ。