TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2016年5月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2016年5月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 20.956%
2 C 13.223%
3 C++ 6.698%
4 C# 4.481%
5 Python 3.789%
6 PHP 2.992%
7 JavaScript 2.340%
8 Ruby 2.338%
9 Perl 2.326%
10 Visual Basic .NET 2.325%
11 Delphi/Object Pascal 2.008%
12 Assembly language 1.883%
13 Visual Basic 1.828%
14 Objective-C 1.597%
15 Swift 1.593%
16 R 1.334%
17 Groovy 1.288%
18 MATLAB 1.287%
19 PL/SQL 1.208%
20 D 0.975%

5月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

5月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2016年5月はRubyが8位にランクインした。Rubyは2006年のTIOBE PCIプログラミング言語アワードを受賞するとともに、2008年12月には最高順位となる8位をマーク。今回はこの最高順位と同じ順位にランクインした。TIOBE SoftwareはRubyはビッグデータ処理のような高いスケーラビリティが要求されるようになると、徐々にニーズが下がり他のプログラミング言語に注目が移っていったと指摘。しかし、今回の順位隆起は確実な増加傾向を反映したものであり、一時的なものではなさそうだとコメントしている。