Gruntデベロップメントチームは4月4日(米国時間)、「Grunt 1.0.0 released|GRUNT」において、Gruntの初のメジャーリリースバージョンとなる「Grunt 1.0.0」の公開を伝えた。Gruntは主にWebデベロッパーを対象としたタスクランナ。JavaScriptでタスクを記述し、Web開発に付随するさまざまな作業を自動化することが可能。
「Grunt 1.0.0」における主な変更点は次のとおり。
- Node.js v0.10、v0.12、v4.0、v5.0のサポート改善と致命的な不具合への対応(Windows、Mac OS X、Linux)
- Node.js v0.8のサポート廃止
- Peer Dependencies周りの処理の変更
- grunt-cliをgruntの配布物の一環としてインストールするように変更
- いくつかのAPIを変更
Gruntにはすでに一定規模のコミュニティが存在しており、さまざまなプラグインが利用できる状況になっている。処理のすべてを記述するのではなく、こうしたすでに提供されているプラグインを使用することでさまざまな作業を自動化できる。「Grunt 1.0.0」ではAPIのいくつかが変更されているほか、Node.js v0.8のサポートが終了となっている点に注意。