日本で販売されている薬の中で効果が高かったものは?

海外旅行先で体調を崩したとき、現地の薬を服用するのは勇気がいる……という人は多いかもしれない。一方で、母国を離れて日本で生活している人は、国内で販売されている薬をどう評価しているのだろう。今回は日本に住む外国人20名に「日本で販売されている薬の中で最も効果が高かったもの」を聞いてみた。

Q.日本で販売されている薬の中で最も効果が高かったものは?

■鎮痛剤

・「バファリン」(インドネシア/30代後半/男性)
・「頭痛薬: ロキソニン。効果が高くて早い」(シリア/30代後半/男性)
・「EVE」(香港/30代前半/女性)
・「断トツ鎮痛剤です! すぐ治るし成分も安心です」(台湾/30代前半/女性)
・「痛み止め」(イギリス/30代前半/女性)

■風邪・鼻炎薬

・「点鼻薬。せき止めシロップ」(チェコ/50代後半/男性)
・「鼻づまりスプレー」(フィリピン/30代後半/女性)
・「パブロンという風邪薬です。うちの母さんも気に入っています」(ロシア/30代前半/女性)

■その他

・「サロンパス」(韓国/30代前半/男性)
・「太田胃散」(中国/20代後半/男性)
・「胃薬です」(ベトナム/30代後半/男性)
・「骨と軟骨のためのサプリメント等。残念ながら多くの商品に豚肉の成分が含まれているため、海外の親戚に送ることができません。ハラル版を」(エジプト/30代前半/男性)
・「便秘の薬です。母国にも送っています」(ポーランド/30代前半/女性)
・「サロンパス」(マレーシア/30代前半/女性)
・「ゼナ」(イラン/20代後半/女性)
・「つい先日友達に頼まれて小林製薬の『ガスピタン』という薬をAmazonで買って送りました。効果があると言っていました」(モンゴル/30代後半/女性)

■総評

調査の結果、最も効果が高いと感じている人が多かったのは「鎮痛薬」だった。「すぐに効果を実感できる」といった意見が目立った。次いで風邪薬や鼻炎薬についての評価も高かった。ほかには胃薬やサプリメント、便秘薬などさまざまで、外国人はいろんなジャンルの薬にチャレンジしていることがわかった。

アンケートに答えてくれた人の中には、日本の薬を母国に送っているという人もいた。それだけ、日本の薬の効果が高いということなのだろうか。日本人も含め、用法・用量を守って正しく服用していただきたい。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2016年2月15日~2016年3月15日
調査対象: 日本在住の外国人
調査数: 20名
調査方法: インターネット応募式アンケート