博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム「monom(モノム)」は、自主開発プロダクトの第3弾として、ぬいぐるみ用のボタン型おしゃべりスピーカー「Pechat(ペチャット)」を開発した。

「Pechat」は、ユーザーが任意のぬいぐるみに取り付け、専用のスマホアプリを操作することで、ぬいぐるみがあたかもしゃべっているように感じさせるボタン型のスピーカー。使用想定ユーザーは親子で、育児をアシストするためのコミュニケーションツールとして開発された。このプロダクトを通じ、子どもと一緒に歌をうたったり、お昼寝を促したり、物語をきかせたりといった、様々な使い方を想定している。

また、「Pechat」は3月13日より米国・テキサスで開催されているテクノロジー・スタートアップのイベント「サウス・バイ・サウス・ウエスト(SxSW)2016」トレードショーの博報堂ブースにて展示・デモンストレーションを実施している。なお、同プロダクトはmonomと博報堂DYグループの博報堂アイ・スタジオのデジタルクリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」が共同開発したということだ。