NHKワールドTV、BSプレミアムで放送中の『J‐MELO』(NHKワールドTV 毎週日曜 24:10~24:38、BSプレミアム 毎週土曜日 深夜2:40~3:08)の取材会が9日、東京・渋谷の同局で行われ、小室哲哉、May J.、LiSAが出席した。
同番組は、日本と世界を結ぶ音楽の架け橋としてNHKワールドが150の国と地域に向けて放送している音楽番組。国内向けにはBSプレミアムでも放送している。4月から同番組のオープニングテーマがリニューアルされ、その曲をつんく♂が歌詞を、小室哲哉が作曲、その曲をMay J.が歌うことが決定。また、この日登壇したLiSAが同番組のエンディングテーマを担当する。
作曲を担当した小室は「つんく♂に曲を送る作業から入ったので、とりあえず曲はできています。曲の雰囲気はミディアムテンポで明るい曲。お子さんでも口ずさめる感じです」と説明するも、つんく♂の歌詞がまだできていないことを明かしつつ「録音はギリギリだと思います。(歌詞が)まだ出来てないのでMay J.が1番心配していると思いますが、May J.は何でも歌える人なので、彼女なら大丈夫!」と太鼓判。そんな小室から絶大な信頼を寄せられたMay J.は「去年に出た番組の10周年本で小室さんとつんく♂さんのインタビューを読んで驚きました。そんなおふたりが作った曲を私に歌わせてもらえるなんて思ってもいませんでしたから、本当に信じられません。歌うのをとても楽しみしています」と待ちきれない様子だった。
今回初めてつんく♂と共作した小室は「よくよく考えると歌詞の方が大変ですよ」と歌詞がまだ出来上がっていないつんく♂を気遣いながら「今のつんく♂は一回りも二回りも大きくなっています。日々の生活の中で愛が溢れているので、言わなくても大丈夫かな」と絶大な信頼感。また、「彼は、なかなか賢いですよ。それにあれだけの女の子たちを束ねる力は、学校の先生以上に大変だったんじゃないのかな。シンガーとしてのつんく♂もあったと思いますが、今更ながらその力を感じますね」とその力量を認めていた。