NICT、人体解剖モデルを電波ばく露評価に活用するためのソフトを公開

神山翔  [2016/03/08]

情報通信研究機構(NICT)は3月8日、「数値人体モデル用ソフトウェア(Voxel Human Anatomy Lab)」を公開した。

NICTでは、電波と人体との相互影響の調査のために、人体の解剖構造を模した立位の「数値人体モデル」やその姿勢変形ソフトウェアを開発・公開している。

今回公開したソフトウェアは、自由形状変形手法による姿勢変形機能などを有しており、新たに妊娠女性モデルの姿勢変形も可能となった。数値人体モデルおよび同ソフトウェアを用いることで、さまざまな無線通信端末からの電波の人体内部での振る舞いをより詳細に推定することが可能となる。

また、同ソフトウェアはブロックで構成された数値人体モデルをCADで利用されているメッシュ形状のモデルに変更することが可能なため、放射線ばく露評価や自動車衝突解析など、電波ばく露評価以外の分野においても数値人体モデルを利用しやすくなる。

利用申請方法などについては大学や研究機関(無償)と民間企業(有償)で申請方法が異なるため、詳細はNICTのWebサイトを確認してほしい。

数値人体モデル用ソフトウェアの機能例



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