Windowsストア経由の収集した情報Webページ「Windowsの傾向 - Windowsアプリの開発」をMicrosoftが公開していることを確認した。Windowsストアにアプリケーションを公開する開発者向け情報として、ユーザーの動向や傾向を調査する際に役立つ。Microsoftは「開発するアプリケーションの種類や開発リソースをどこまで注力させるか、判断する際に役立つ」と同ページで説明した。

「Windows の傾向 - Windowsアプリの開発」の題したページ

PC&タブレット(すべて/ゲーマー)とスマートフォン向けユーザー動向として、OSの種類(Windows 7/8/8.1/10)やデバイスが搭載するメモリーやストレージ容量、解像度やDirectXのサポート状況をワールドワイドもしくは地域ごとに確認できる。これらの情報を元にすると4Gバイトのメモリーと500GBのストレージを搭載するPCやタブレットユーザーが多い。開発者はこの情報を元にメインターゲットを絞り込めばよい。

また、Windowsストアの動向として、カテゴリー別に分類したWindowsストアアプリおよびUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリの人気度や、アプリケーション内購入の傾向なども公開。2015年11月のストア動向は2月4日(現地時間)に詳しい情報を公開したばかりだった(参考記事)。

各Windowsに関する情報は、製品利用統計情報の送信に参加しているユーザーから取得し、アプリケーションの動向は購入やダウンロード時に直接収集していると説明している。

阿久津良和(Cactus)