サードウェーブデジノスは12日、クリエイター向けPC「raytrek」シリーズの新モデルとして、デジタル作画に取り組むアニメーション制作スタジオやアニメーター向けのデスクトップPCを発表した。PCショップ「ドスパラ」で販売し、価格は税別79,980円から。
アニメーションの企画や製作を行う「旭プロダクション」が監修。セルシスが開発するマンガ・イラスト・アニメ制作向け作画ソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」での作業をベースに、実際のアニメーション製作現場で、2カ月間におよび試用し、製品仕様を決定したという。
raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画モデル IM
「raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画モデル IM」は、CLIP STUDIO PAINT EXを使用したデジタルでの原画・動画の作画に必要なスペックを満たしつつ、コストを抑えたモデル。複数台の導入を検討するスタジオや、これからデジタル作画に取り組むアニメーターに好適という。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6500 (3.2GHz)、チップセットがIntel H110、メモリが16GB PC4-17000、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が350W静音電源。OSがWindows 8.1 Pro 64bit。本構成の価格は税別79,980円から。
raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画・編集モデル LC
「raytrek 旭プロダクション監修 CLIP STUDIO PAINT EX デジタル作画・編集モデル LC」は、グラフィックスに「NVIDIA Quadro K620」を搭載。CLIP STUDIO PAINT EXだけでなく、Adobe After Effectsも快適に動作し、動きの確認を行う作画監督や撮影スタッフに好適という。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700 (3.4GHz)、チップセットがIntel H170、メモリが32GB PC4-17000、ストレージが480GB SATA SSD + 3TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE静音電源。OSがWindows 8.1 Pro 64bit。本構成の価格は税別179,980円から。