資生堂は、同社の企業文化誌「花椿」のWeb版を全面的にリニューアルし、20代をメインターゲットとしたティザーサイトをオープンした。グランドオープンは5月中旬を予定している。 合わせて、新しい「花椿」の制作過程やイベント告知などの情報を発信するTwitter、Facebook、Instagramの公式アカウントを開設した。

同社は、2020年までの中長期戦略「VISION 2020」で若い世代へのアプローチを重視しており、今回のWeb版「花椿」のリニューアルはその一環として、新たな若い読者層の獲得を狙うものだ。

新しい「花椿」のティザーサイトでは、20代をメインターゲットに、メーキャップの楽しさを音にのせて表現するムービー「Sound of Makeup」をはじめ、お洒落の極意やマナーなどを紹介する「The Charms」、女の子の日常をコミカルに描く漫画「ハナツバキ コミック」、流行しそうな物や事柄を紹介する「Now, What!」、アート作品や建築などを巡る旅のレポート「美をめぐる旅」、旬な人物の生き方に迫るインタビュー「Way of Life」など、アートやファッション、美容を中心とした10のコンテンツを企画している。また、SNSアカウントでは、上記コンテンツの制作過程を5月中旬のグランドオープンまで発信していくという。

なお、昨年12月号をもって廃刊となった月刊誌「花椿」(紙版)は、今夏から季刊誌としての刊行を予定とのことだ。