AOSデータは1月29日、マイナンバー定期検査ツール「マイナンバーファインダー」の提供を、2月24日より開始すると発表した。
同製品は、フォレンジック調査(証拠調査)の技術を使って開発されており、PCの中に保存されているマイナンバーなどの個人情報を検出し、暗号化したり、不要なデータを消去するツール。
同製品によって、PCの個人情報検査や、ドキュメントファイルを別の拡張子に変更して検出する「拡張子改ざん調査」が行えるようになっている。
また、特定のドライブのみを選択して個人情報を検査したり、削除されたファイルの表示、不完全に削除されているファイルの完全削除なども可能となっている。さらに、PCセキュリティ検査によって、使用しているPCのセキュリティ上の問題を分析し、検査した項目のレポート作成も行えるという。
同製品が検出する個人情報は、個人番号、法人番号、マイナンバーの記載された支払調書や源泉徴収票といった「特定個人情報」と、クレジットカード、携帯電話番号、電子メール、パスポート番号、運転免許証、電話番号、口座番号などの「個人情報」。
検出対象となるファイルは、「.TXT、.CSV、.XML、.HTMLなどの25種類の文書ファイル」「.DBX、.PST、.EML、.MSG、.OFT、.NSFの6種類の電子メールファイル」「.ZIP、.RAR、.LZH、.GZ、.7Z、.TARの6種類の圧縮ファイル」「.MDB、.ACCDB、.DBFの3種類のデータベースファイル」。
価格は、20ライセンス1年版が98,000円(税別)。