ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは1月27日、ソニーのAR技術「SmartAR」を使い、パソコンやスマートフォン向けの独自アプリを作成するための開発キット「SmartAR SDK」をサイバネットシステムを通じて1月28日に発売すると発表した。

「SmartAR」は従来のAR技術で必要とされた特定のパターン画像(マーカー)が、物体認識技術により不要となっていることが特長。マーカーではない、指定した画像の認識をトリガーとして仮想画像の合成を行うことにより、自然なインタラクションを実現。また、認識した画像の動きに追従することで画像のずれによる違和感を低減しているほか、独自開発の高速画像処理エンジンにより、処理能力の限られるスマートフォンをはじめとするモバイル環境でも快適な動作が可能となっている。

「SmartAR SDK」はiOS、Android、Unity、Windowsに対応しており、販売希望価格(税別)はStandard版(アプリ)が10万円(評価用ライセンスは無償)、Enterprise版が100万円/年(Windows用評価ライセンスは5万円)となっている。