LiBが12月17日に発表した「働く女性から見た2015年の重大ニュース」によると、働く女性から見た2015年の重大ニュースのトップはパリ中心部連続テロ事件であり、女性が働くことについてはどのような年だったかとの質問には「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」が2年連続で最多だった。
同調査は、キャリア女性向け転職サイトを運営する同社が、同社サービスの会員であるキャリア女性3万5,203人を対象に「働く女性から見た2015年のニュース」というテーマで、12月7日から11日にかけて実施したもの。有効回答数は117人。
2015年のニュースの中で最も重大だと思ったニュースを尋ねると、パリ中心部連続テロ事件が34%で最多だった。以下、マイナンバー法施行、日本人拘束殺害事件と続く。
「2015年を漢字1文字で表すと何か」との問いには、「乱」や「変」「動」といの回答が多かった。これらの漢字を挙げた回答者の多くが最も重大だと思うニュースにパリ中心部連続テロ事件を挙げており、乱や変という漢字はテロのイメージから来ている可能性があると同社は見ている。
2015年は女性が働くことについて、どのような年だったと思うかを尋ねたところ、「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」が33%であり、2年連続で最多だったという。
2番目に多かったのは「企業が女性が働くことの価値をより認めはじめた年」であり、「働き続けることがこれまでより難しくなった年」との回答が2014年の39.9%から減少していることと合わせて、働く女性の環境は少しずつ良くなっているとも考えられるとしている。
2015年は「女性が働く」ことについて、どのような年だったか |
2015年にやろうと思っていて出来なかったことでは、資格取得が32.5%と最多だった。以下、転職(31.6%)、ダイエット(26.5%)と続く。
2015年にやろうと思っていて出来なかったこと |