英Raspberry Pi Foundationは11月26日、シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Zero」を発表、同日より販売を開始した。より多くの人がプログラミングに挑戦できるように低価格化に焦点を絞って開発された製品で、価格は5米ドル/4英ポンド。また雑誌「The MagPi」の12月号に付録として付けられる。

「The MagPi」12月号の付録に

Raspberry Pi ZeroはボードサイズがModel A+の半分の65×30ミリで、高さは5ミリ。Raspberry Piシリーズでは最小の製品になる。

SoCはBroadcom BCM2835。ARM11コアで1GHz動作のCPUを備え、メモリは512MBのLPDDR2。オリジナルRaspberry Piよりも40%高速になっており、「Raspbianで動作し、Scratch、Minecraft、Sonic Piといった人気アプリケーションを全て使用できる」としている。インターフェイスは、micro-SDカードスロット、mini-HDMIソケット、micro-USBソケット、40ピンGPIOヘッダなど。