「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を決定する第1次選考会が6日、都内で実施され、ノミネート車45台の中から最終選考会に進む上位10台「10ベストカー」が選出された。最終選考会・表彰式は12月7日に行われる。

マツダ「ロードスター」も日本カー・オブ・ザ・イヤー「10ベストカー」に選出された(東京モーターショーにて撮影)

日本カー・オブ・ザ・イヤーは、市販を前提に日本国内で発売される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを毎年選定。開発・製造事業者を称えるとともに、性能・品質・安全のさらなる向上と業界発展に寄与する目的で活動しているという。昨年はマツダ「デミオ」が日本カー・オブ・ザ・イヤー、メルセデス・ベンツ「Cクラス」がインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに選定された。

36回目となる今回は、2014年10月1日から2015年10月31日までの間に発表または発売され、年間販売台数500台以上が見込まれる乗用車を対象に、11月1日に計45台のノミネート車を発表。11月6日の第1次選考会で選出された「10ベストカー」は今後、11月25日の試乗会、11月26~27日の選考委員60名(自動車評論家・ジャーナリスト・有識者ら)によるウェブ投票を経てイヤーカーを決定。12月7日の最終選考会・表彰式にて発表される。

「10ベストカー」はノミネート順に、スズキ「アルト / アルト ターボ RS / アルト ラパン」、スバル「レガシィ アウトバック / レガシィ B4」、トヨタ「シエンタ」、日産「エクストレイル ハイブリッド」、ホンダ「S660」、マツダ「ロードスター」、BMW「2シリーズ アクティブ ツアラー / グラン ツアラー」、ジャガー「XE」、フィアット「500X」、テスラ「モデル S P85D」。なお、「10ベストカーは最終選考会まで全車同等の扱いとするため、各車の投票結果は公表しておりません」とのこと。