日本Shuttleは6日、同社製小型ベアボーンの新モデル「NC01U」「NC01U5」を発表した。13日に発売し、店頭予想価格は「NC01U」が21,600円前後、「NC01U5」が51,900円前後。

「NC01U」「NC01U5」

W141×D141×H29mmの薄型筐体を採用した小型ベアボーンキット。Broadwell世代のモバイル向けCPUを採用し、「NC01U」にはIntel Celeron 3205U、「NC01U5」にはIntel Core i5 5200Uを搭載。ストレージはM.2 SSDと2.5インチHDD/SSDの2ドライブ構成が可能だ。

画面出力インタフェースとして、HDMIとmini DisplayPorを備え、2画面の同時出力が可能なほか、「NC01U5」では4K/60Hzでの画面出力をサポートする。また、既存製品に搭載していた無線LANモジュールは、IEEE802.11b/g/nまでの対応だったが、「NC01U」「NC01U5」に搭載するモジュールでは、IEEE802.11b/g/n/acに加え、Bluetooth 4.0にも対応する。

このほか、「NC01U」「NC01U5」では、ディスクリートグラフィックスやUSB、GigabitLAN、COMポート、2.5インチHDD/SSDなどを追加できる拡張キットを用意する予定だという。

拡張キットのイメージ。本体底面の専用コネクタで接続するとのことだ

「NC01U」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.5GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、対応メモリはDDR3L-1600 SO-DIMM×2(最大16GB)、ドライブベイは2.5インチ×1、M.2(type 2242)×1。電源は65W電源アダプター。

「NC01U5」では、上記からCPUがIntel Core i5 5200U(2.2GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500となる。

通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。このほかインタフェースがUSB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、DisplayPort×1、COMポート×1、SDカードリーダ、ヘッドホン出力など。

本体サイズはW141×141×H29mm、重量は約0.36kg。