日本Shuttleは6日、ファンレス仕様のスリム型ベアボーン「XS35V5」「XS36V5」を発表した。13日に発売し、店頭予想価格はいずれも23,800円前後。

XS35V5

XS36V5

プロセッサにBraswell世代のIntel Celeron N3050を搭載するベアボーンキット。インタフェースにHDMIやDisplayPort、D-Subを備え、3画面出力に対応する。「XS35V5」は、スリムドライブが搭載できるほか、筐体内部に1基のUSBポートを備える。一方の「XS36V5」は、2基のCOMポートを搭載し、RS232+RS422+RS485を利用してPOSやオートメーションなどで利用できるという。

大型ヒートシンクの上にヒートパイプを配置する独自の冷却機構と、メッシュ構造のケースによいrファンレスでも効率のよい冷却が可能だとしている。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.6GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、対応メモリはDDR3L-1600 SO-DIMM×1(最大8GB)、ドライブベイは2.5インチ×1。電源は40W電源アダプター。

通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n。このほか共通のインタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×3、HDMI×1、DisplayPort×1、D-sub×1、SDカードリーダー、オーディオポートなど。また、「XS35V5」には筐体内部にUSB 2.0×1、「XS36V5」はCOMポート×2を備える。

本体サイズと重量は、「XS35V5」がW38.5×D252×H162mm/1.29kg。「XS35V6」がW36×D200×H162mm/0.7kg。