コカ・コーラシステムは10月19日、今冬、日本各地の自動販売機の加温温度を従来より2度高い設定へ順次変更し、コーヒーやお茶などの加温製品すべてをこれまでよりも温かい状態で提供すると発表した。

同社が昨年に実施した調査によると、「ホット製品をもう少し温かい温度で飲みたい」「冬により温かい飲み物を飲みたい」と考えている人が多いことがわかったという。さらにこの結果から、北海道で自動販売機の加温温度を2度高い設定に変更してテスト販売を実施したところ、好評だったとしている。

自動販売機の温度変更は、北海道・東北エリアで10月5日からスタートし、10月19日からは沖縄県を除く全国各地で順次実施する。これまで缶コーヒーやお茶などホット製品がよく利用されている自動販売機を中心に設定変更が行われる。

「+2℃キャンペーン対象機」イメージ

今回の設定変更に伴い、同社の缶コーヒーのブランド「ジョージア」では、10月19日から「いつもの冬より、 あたたかく。」と題したキャンペーンを実施する。

キャンペーン「いつもの冬より、 あたたかく。」のイメージ