Google Web Search

Googleは9月24日(米国時間)、「[Google Online Security Blog: New research: The underground market fueling for-profit abuse]http://googleonlinesecurity.blogspot.jp/2015/09/new-research-underground-market-fueling.html)」において、サイバー犯罪に関する研究成果を発表した。同記事ではサイバー犯罪者が収益を得ている経緯の具体例が紹介されており、こうした闇市場の存在がサイバー犯罪の活発化に結びついているとしている。

サイバー犯罪を減らす1つの方法として、この闇市場におけるエコシステムに介入する方法が紹介されている。手口に使われるアカウントやサービスの単価を引き上げることで、サイバー攻撃にかかる労力に比べて得られる報酬を減らしていけば、その闇市場は衰退するというものだ。

しかし、サイバー攻撃者は新しいやり方や穴を見つけては新しい闇市場を形成していくため、いたちごっこの状態にもなっている。Googleはこうした現状を打破するための改善や研究を継続しており、いくつかの面では成果が上がっていると説明している。