国際石油開発帝石は6月22日、新潟県の南桑山油田で厚さ約24mの新規油層を発見したと発表した。

同油田は、新潟県新潟市秋葉区大関から同県五泉市北部に位置し、2004年以来約16万kl(約100万バレル)の原油が生産されている。今回、探掘井を掘削した結果、深度3900m付近で新規油層を発見した。

今後、同坑井で得られたデータなどの解析を進め評価作業を行うとともに、生産に向けて2016年度に同油層に対して追加的に掘削作業を実施する予定。この追加的掘削作業が成功すれば、同油田の生産量が現在の日量300~380バレルから約3倍に増加することが期待されるという。

新規油層が発見された南桑山-3号井の位置