米Microsoftは5月15日(現地時間)、非正規のWindowsユーザーには、今夏に発表を予定している、次期OS「Windows 10」の無償アップグレードを提供しないことを発表した。

同社は先日、Windows 10のエディションの詳細について発表したばかり。今年1月、Windows 7/8.1、Windows Phone 8.1、Windows 7 Pro/8/8.1 Proユーザーに対し、無償でWindows 10のアップグレードを提供することを発表していた。

この発表を受けて、複数のメディアが「海賊版もWindows 10の無償アップグレードの対象になる」と報じていた。しかし、同社は今回、非正規のWindowsユーザーは無償アップグレードの対象外であることを公式に否定したことになる。

インストールされたWindows 10が正規ものではないこと、改竄されていないことが確認された場合、ユーザーにそれを通知するため、デスクトップに透かしが作られるという。