お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の肥後克広が、5日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』(毎週火曜21:00~21:54)で娘への思いを打ち明け、感動の声を呼んでいる。
今回、2世タレントをテーマに放送し、肥後克広の娘でバンドのボーカルとして音楽活動をしている肥後千暁が登場。ダチョウ倶楽部の娘ということでいじめられた子供時代や、「怖いおじさんという印象」「嫌いだった」と父と深い溝があったこと、父が5年前から突然毎日朝ごはんを作るようになったことなどを明かした。
千暁は、子育てに一切参加していなかった父がどうして良き父へと変貌したのか、本人に質問。克広は、流行語大賞をとるなどブレイクした80~90年代を振り返り、「お父さんたちは一発屋という話だった。熱いお湯に入って『聞いてないよォ』っていうだけの芸で、長くないと思った。だから、ここで一気に行ってみようっていうのがあった」と仕事に必死だったと語った。
そして、5年前に家族で昔のホームビデオを見た際、映像に自分の姿を見つけられなかった克広は、家族に取り残されたような寂しさを感じ、「何でもっと子供たちと過ごさなかったんだろう」と後悔。妻に相談したところ「今からでも遅くない。あなたができることをやればいいんじゃない」とアドバイスをもらい、子供時代の母の面影を胸に朝食を作り出したという。父の本音を知った千暁は「おいしい」とちゃんと言うようになったそうで、「うれしいだね、あれって」と克広は笑顔を見せた。
肥後親子のエピソードに、スタジオの北斗晶とMEGUMIは涙。Twitterでも、「感動した」「泣いてしまった」「いいお父さんやん」「立派な父親」「いいパパすぎて泣いた」と反響を呼んでおり、「肥後さんの娘があんなに可愛いなんて」「娘さん美人」という声も上がっている。