KDDIは20日、au WALLETやau IDを基点として金融サービスを創出するため、ライフネット生命保険と資本・業務提携契約を締結したと発表した。当局の認可を条件として、5月中に、ライフネット生命保険はKDDIを割当先とする第三者割当増資による新株発行を行うとともに、KDDIはライフネット生命保険が発行する普通株式800万株(議決権保有比率15.95%)を30.4億円で取得する予定。

KDDIは今回の資本・業務提携により、新たな金融サービスの創出を図るとともに、金融事業領域での事業拡大を狙う。インターネットを主な販売チャネルとするライフネット生命保険は、KDDIとの連携により、さらなる成長を目指す。