大日本印刷(DNP)は、色味の再現性にこだわった「IROMIエンジン」搭載のタブレット端末を、法人向けに販売を開始した。
「IROMI」は、DNPの印刷技術やノウハウを活かし、印刷物や情報端末などの各種情報メディアで一貫した色調管理を行うトータルカラーマネジメントソリューション。搭載するIROMIエンジン(LSI)は「色補正・調整」「コントラスト調整」「ブルーライト調整」の機能を搭載することが特徴だ。
色補正・調整機能は、端末に表示する画像を実物に近い色調に自動で補正し、ディスプレー上の色調のばらつきを最小限に抑えられる。コントラスト調整機能は、コントラスト補正で視認性を向上させ、バックライトの輝度を下げても元の輝度時と同等の視認性を確保し、消費エネルギーを低減させる。ブルーライト調整機能は、ブルーライト発光量を調整して目の疲れや体への影響を低減させる。
販売機種は液晶サイズが異なる2種類を用意。「FGAD」は液晶サイズが10.1型、OSがAndroid4.4、サイズが幅263.0mm×奥行183.5mm×厚み9.85mm、重さが595g、CPUがMT8127 Mobile Processor1.30GHz、解像度が1280×800ドット、タッチパネルが静電容量式、マルチタッチ対応、通信機能が無線LAN、Bluetooth、NFC、カメラ機能が前面120万画素、背面500万画素、バッテリー駆動時間が約11.5時間。
UY8Aは液晶サイズが8インチ、幅140.6mm×奥行200.0×厚み8.2mm、重さが350g、CPUが1MT8121 Mobile Processor1.30GHz、解像度が1024×768ドット、通信機能が無線LAN、Bluetooth(NFCは非搭載)、バッテリー駆動時間が約8.0時間。そのほかの仕様は10型モデルと同じだ。
価格は10型モデルがオープン、8型モデルが個別見積もりとなる。