米Domoは4月7日~9日(現地時間)にソルトレイクシティで、同社が初めて開催した年次ユーザ-イベント「Domopalooza」で新しいクラウド型のビジネス管理プラットフォームを発表した。

同社は、クラウド型のビジネス管理プラットフォームを提供するソフトウェアベンダーで、同社のソリューションにより、関連データの接続・準備・視覚化・コラボレーション・最適化を容易に行うことができるという。

新プラットフォームは、データへの接続(1-Click Apps)、データの準備(Magic)、データの視覚化(Card Builder)の3つの主要領域においてオートメーションとセルフサービスを実現させたものであり、より戦略的で高付加価値な活動を効率的に行うことが可能になるとしている。また、コラボレーション機能によってユーザーがより優れた洞察を得られることに加え、関係者の認識を統一するための会議の必要性を減らすという。アラートなどの最適化機能により例外による管理が可能となり、ユーザーはより重要な課題に注力することができるとのことだ。

新プラットフォームの画面

データへの接続では、40個の1-Click Appsを発表した。これは同社独自のコネクタフレームワーク戦略の一環であり、データソースへの接続とユーザーデータのDomoへの統合プロセスを大きく簡略化するものだという。業種・役割・領域あるいはデータソースに対応するベストプラクティスに基づいた、定義済みのレポートテンプレートも提供される。最も需要の高いアプリケーション向けのクイックスタートソリューションであり、ユーザーがDomoプラットフォームをすぐに使い始める上で役立つとしている。

1-Click Appsを有効にするには、ユーザーはDomoの中で自分が選択したFacebookのアナリティクスやJira、Boxアナリティクス、Zendeskなどデータソースのアイコンをクリックするだけとのこと。各システムの標準ログイン認証プロンプトが表示され、そこからデータプロバイダに接続し、事前に定義済みのDomoのテンプレートとベストプラクティスに基づいたKPIが自動的に展開されるという。Domoの1-Click Appsは、300以上の同社独自のデータコネクタを利用して作成したそうだ。

データの準備であるMagicは自動化したセルサービスツールで、従来は複雑だったETL処理(分析用データ準備のための抽出・加工・書き込みプロセス)を簡単に行うためのものとしている。Magicはドラッグアンドドロップ機能を持つユーザーインタフェース(UI)を特徴とし、ビジネスユーザーが、結合やクリーニング、加工など従来のETL機能を視覚的に組み合わせられるようにする。ユーザーは各データ用にこれらのルールを一度設計すれば、データがアップデートされる都度Domoが自動的にこの作業を実行するという。また、各ユーザーデータをDomoにおいて結合・準備・加工するのにSQLや標準ETLクライアントなどの従来型の手法を用いることを希望するユーザーのために、直感的に使用できるツールも用意しているという。

データの視覚化であるCard Builderは、Domoが当初から提供していたデータ視覚化機能のセルフサービス版で、ユーザーがCard Builderで視覚化したいデータセットを選ぶと、Card Builderはすぐにこれを分析し、そのデータの視覚化を推奨版として提示するという。これに基づき、ユーザーが希望するストーリーが正確に表現できるように調整してカスタマイズすることが可能となり、ExcelやPower Pointなど従来型のビジネスツールを使ってデータを視覚化するより、はるかに簡単だとしている。Card Builderはユーザーが独自の視覚化を行う上でさらなるカスタマイズを可能とする、Domo Appsおよび各種チャート、グラフ形式の豊富なレポジトリ、セルフサービスツール群を含むとのこと。