こんにちは、SMMLabの赤松です。

毎週お届けしている“話題のソーシャルメディアキャンペーン事例”。話題になったキャンペーンから、企画内容や「話題」となったポイントやマーケティングプランにソーシャルメディアをどう取り入れていくかを、ぜひご参考ください!

キリン 午後の紅茶 Facebookページで「新しくなった午後の紅茶を飲もう!キャンペーン」&LINEで「10秒で簡単応募」企画を実施。

特設サイトURL:http://monipla.com/april2015
キャンペーンURL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/35722

企業名:キリン株式会社
利用メディア(ツール):Facebook、LINE
実施期間:2015年3月~

キリンは、午後の紅茶のFacebookページで、「新しくなった午後の紅茶を飲もう!キャンペーン」を実施しています。

リニューアルした4種類のフレーバーの中からお好きなものを選び、キーワード(コンセプト)を答えると応募完了。お好きなフレーバー1ケース(500ml×24本)を300名にプレゼント。Facebookページで、キャンペーン予告をしたり、コンセプトを紹介するなど運用面での工夫も見られます。

また、LINEでは、「10秒で簡単応募」というキャッチーなキャンペーンも。好きなフレーバーを選び、年齢、性別など簡単な質問に答えるだけで、リニューアルした午後の紅茶4本セットを1,000名にプレゼントする企画です。

キャッチコピーの認知度を高めるクイズ企画と、お手軽なプレゼント企画。ソーシャルメディアの特性に合わせて上手に使い分けて一気に拡散させていますね!

森永製菓「おかしな総選挙」を実施。街頭演説&サンプリングイベントも行い、4月16日にはニコニコ生放送で開票予定!

URL:http://info.nicovideo.jp/okashi-senkyo/

企業名:森永製菓株式会社
利用メディア(ツール):Twitter、ニコニコ生放送
実施期間:2015年3月~

森永製菓は、「おかしな総選挙」を実施しています。8つの“政党”(人気商品)の中からナンバー1を選出する企画。

本物の選挙のように、街頭演説&サンプリングイベントや党首討論会などを実施するほか、特設サイトには、選挙ポスター、政見放送、選挙公約などのコンテンツも多数用意しています。応援したい商品をクリックするだけで投票でき、ナンバー1に選出されたお菓子の公約が実施されるそう(公約への応募はメールアドレス必須)。

また、画像投稿キャンペーンでは、公式Twitterアカウントをフォロー後、ハッシュタグ「#おかしな総選挙」をつけて、応援したい商品の画像とその商品名のハッシュタグともに投稿すればOK。抽選で100名にお菓子の詰め合わせをプレゼント。

4月16日には、ニコニコ生放送で開票予定。4月12日の統一地方選挙に絡めたキャンペーン設計、見事に作りこまれていますね。

スクエアエニックス ニンテンドー3DSソフト『シアトリズム ドラゴンクエスト』発売記念!「イントロクイズバトル」を実施。

URL:https://www.tdq-intro.com/

企業名:株式会社スクエアエニックス
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter(モバイル限定)
実施期間:2015年3月~

スクエアエニックスは、ニンテンドー3DSソフト『シアトリズム ドラゴンクエスト』の発売記念に、クイズキャンペーン「イントロクイズバトル 音の冒険に出かけよう」を実施しています。モバイル限定で、Facebook、Twitterログイン後、同作に登場する楽曲のイントロクイズに答える企画です。

問題数は、初回アクセス時は10問、それ以降は1日55問出題され(0時に出題がクリア)、3つの難易度から選べます。難易度のほか、みんなの正解数が表示されているのも正解しやすいヒントとなり、ユーザー目線の設計になっていますね。クイズに挑戦して正解すると、経験値が上がってキャラクターがレベルアップ、それに応じて5つの「宝物の地図」が見られるようになり、プレゼントに応募できます。同商品や『ニンテンドー3DS LL』などが用意されています。

なお、PCから閲覧するとQRコードや各ソーシャルボタンが設置してあり、モバイルに促す工夫も。本物のゲームのように楽しめるので、イントロだけではなく、今度は実際に商品をプレイしたくなりそうですね!

JAL 第三弾!「Flight with Friends 2015 ~友達みんなで旅に出よう!」パイロットになるか、友達の飛行機に搭乗するか?10人分の国内航空券が当たる!

URL:https://ff2015.jal.co.jp/pc/

企業名:日本航空株式会社
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2015年3月~

JALは、Facebookキャンペーン「Flight with Friends 2015 ~友達みんなで旅に出よう!」を実施しています。

2013年、2014年と好評だった企画の第三弾。パイロットになって出発地と目的地を決定し自分の飛行機に友達を集めるか、友達の飛行機に搭乗すればOK。パイロットを含め、10名が搭乗すると応募完了となり、抽選で当選した1機全員(10名)に国内往復航空券をプレゼントします。

なお、今回は、Wチャンスとして、友達の飛行機に乗るごとに、抽選で1,000名にamazonギフト券をプレゼントも。Facebookページでのキャンペーン紹介では、社員さんの写真を投稿、とてもインパクトがありますね!毎年、キャンペーンを盛り上がるよう進化させているのも参考になりますね。

ハーゲンダッツ ジャパン「ハッピーイースター CRISPY MAGIC」を実施。モバイル限定!新商品『白桃とベリーのタルト』をくるくる回そう!抽選で1,000名に当たる!

URL:http://crispymagic.jp/

企業名:ハーゲンダッツ ジャパン株式会社
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter(モバイル限定)
実施期間:2015年3月~

ハーゲンダッツ ジャパンは、「ハッピーイースター CRISPY MAGIC」を実施しています。

モバイル限定で、クリスピーサンドの新商品『白桃とベリーのタルト』をくるくる回すと抽選に参加できる企画。抽選で1,000名に、同商品6個セットをプレゼント(配送日は、5月22日または23日のいずれか)。PCから閲覧するとQRコードが設置してあり、モバイルに促しています。

以前に、『クランチークランチ』シリーズの新発売に合わせて実施した(「美味しさの秘密 スワイプチャレンジ」(本ブログでも紹介)と同様に、楽しんでもらいながら、新商品のPRにつなげていますね。

メットライフ生命「HELLO! スヌーピーJ号 空飛ぶポストプロジェクト」をスタート。飛行船「スヌーピーJ号」を呼ぼう!

URL:http://www.metlife.co.jp/about/press/2015/pdf/150220.pdf
http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/35650(ヒトコト投稿キャンペーン)

企業名:メットライフ生命保険株式会社
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2015年2月~

メットライフ生命は、日本で唯一の有人飛行船「スヌーピーJ号」が全国のみなさんに会いに行く「HELLO! スヌーピーJ号 空飛ぶポストプロジェクト」をスタート。

希望の手紙(コメント・ツイート)を投稿すると、飛行船が来てくれるかもしれないという夢の企画。Twitterでの応募は、公式アカウント宛にハッシュタグ「#空飛ぶポスト」をつけて投稿すればOK。

また、Facebookページでは、プロジェクト告知投稿文のコメント欄)を使用して投稿すればOK。Facebookキャンペーンとして、「ヒトコト投稿キャンペーン」も実施し、「スヌーピーJ号」に「HELLO!」を伝えるメッセージを募集、キャンペーンを盛り上げています!

エムオーテックス「広めよう!NO MORE 情報漏えい」Twitterキャンペーンを実施。ツイートまたはリツイートで「NO MORE 情報漏えい 広報大使」に任命!

URL:http://www.motex.co.jp/nomore/cp2015s/

企業名:エムオーテックス株式会社
利用メディア(ツール):Twitter
実施期間:2015年3月~

エムオーテックスは、社会的問題である“情報漏えい”の解決、防止に貢献していく『NO MORE 情報漏えいプロジェクト』を2014年10月に発足。

4月は“NO MORE情報漏えい”強化月間として、「広めよう!NO MORE 情報漏えい」Twitterキャンペーンを実施しています。Twitterで、情報漏えいの5つの“漏れ”「5“漏れ”に注意!」とハッシュタグ「#NOMORE情報漏えい」をツイート、または他の方のツイートをリツイートすると、抽選で毎日1名を「NO MORE 情報漏えい 広報大使」に任命。

広報大使に任命されると、5,000円相当の「活動キット」をプレゼント。キットの中身は、「NO MORE 情報漏えい 広報大使任命状」「活動資金(Amazonギフト券3,000円分)」「広報大使タスキ」「オリジナルスキミング防止カード10枚」「オリジナルステッカー10枚」となっており、「NO MORE 情報漏えい」の広報活動に活用してもらう狙いだそう。

なお、情報漏えいの5つの“漏れ”とは、パソコン盗み見「盗漏れ」、メール誤送信「誤漏れ」、SNS投稿「ソシャ漏れ」、パスワード使い回し「パス漏れ」、スマホの紛失「紛漏れ」。「5“漏れ”」を拡散することで「情報漏えいの自分ごと化」を目指しているそう。身近なテーマであり、再認識・注意することにつなげている、CSR的役割のあるキャンペーンですね。

本稿は、ソーシャルメディアマーケティングラボにて掲載された記事を転載したものです。

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