クラウド会計ソフトを提供するfreee(フリー)は3月30日、freeeを利用する事業所が30万所を突破したと発表した。同時に、ユーザーアンケートの調査結果も発表している。
調査は、3月18日~22日までで、平成26年度の決算書の作成でfreeeを利用した1555名を対象に行った。年代別では20代が9.5%、30代が45.0%、40代が32.0%、50代 10.7%、60代以上 2.8%。申告種別では、青色申告65万円控除が78.3%、青色申告10万円控除が7.1%、白色申告が14.0%、その他が0.7%。
調査結果によると、リリース1年目の平成25年度の利用者は満足度が66%であったの対し、2年目は96%まで上昇した。また、利用者の96%が平成27年度分の作成でもFreeeを使い方と回答した。
導入理由では「簡単でわかりやすい会計ソフトを探していた」が1位で64%。クラウド会計ソフトを探していたが40.0%、決算・申告業務を効率化したかったが32%と続いた。
チャットサポートの利用率は、1年目が27%であったのに対し、2年目は54%に倍増した。
モバイルアプリの利用率は56%。内訳はiPhone版が44%でAndroid版が10%、どちらも利用しているが2%だった。用途は、現金取引の入力が57%、スキマ時間での経理作業が46%、レシートや領収書の撮影が36%、確定申告書の作成が12%、経費精算が11%。