アドウェイズは、中国などへの海外配送代行事業「楽一番」を行うトロピックスメディアの株式を取得し、子会社化したと発表した。これにより、広告事業を軸とし、海外現地拠点でのカスタマーサポート体制を活かして、越境EC市場に本格参入する。

海外配送代行事業「楽一番」は、海外ユーザーに対し、日本国内で配送を取次ぐサービス。海外拠点を持つ強みを活かし、日本語と英語、中国語(簡体字/繁体字)で365日カスタマーサポートを行う。

同社は今後は、海外配送代行事業を通して、強みである「CHANet」「SmartDriver」などのアジアをネットワークするPC・スマートフォン対応アフィリエイトサービスや、アジアを中心とした世界10カ国の拠点を活かし、マーケティングデータを蓄積・分析・活用する取り組みを行っていく。

また、今後は台湾、香港、韓国、東南アジア、欧米へと展開地域を拡大していく予定としている。