フュージョン・コミュニケーションズは16日、同社が提供するMVNOサービス「楽天モバイル」において、高速通信容量を4月1日より増量すると発表した。これにより、これまで2.1GBの高速通信が利用できた「2.1GBパック」では3.1GBまで高速通信が利用できるようになる。利用料は変わらず、データ専用SIM(SMSなし)であれば月額税別900円で利用可能。

4月1日より高速通信量が増量

「楽天モバイル」はNTTドコモのLTE網を利用したMVNOサービス。音声通話機能付き、SMS機能付き、データ通信専用の3モデルが用意されている。下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの高速通信が利用できるプランは、「2.1GBパック」、「4GBパック」、「7GBパック」が用意されていたが、4月1日より増量され「2.1GBパック」では3.1GB、「4GBパック」では5GB、「7GBパック」では10GBまでの高速通信が利用可能となる。これに伴い、プランの名称も「3.1GBパック」、「5GBパック」、「10GBパック」に変更する。また、月額の利用料金については、これまでと変わらない。詳細は以下の通り。

4月1日からの「楽天モバイル」料金表(全て税別)
プラン名 高速通信容量 音声通話SIM 通信データSIM(SMS有り) 通信データSIM(SMSなし)
ベーシック なし
通信速度最大200Kbps
1,250円 645円 525円
3.1GBパック 3.1GB
3月31日までは2.1GB
1,600円 1,020円 900円
5GBパック 5GB
3月31日までは4GB
2,150円 1,570円 1,450円
10GBパック 10GB
3月31日までは7GB
2,960円 2,380円 2,260円

なお、すでに「楽天モバイル」のSIMを契約しているユーザーも4月1日より自動的に高速通信量が増量される。

(記事提供: AndroWire編集部)