美噛(か)むプロジェクトはこのほど、「見た目の印象に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は1月31日、20~30代の男女1,030名と独身の息子を持つ母親103名を対象に、インターネット上で実施したもの。
まず男性に、「第一印象に影響を与える女性のパーツはどこか」と聞いたところ、1位は「目元」(64.7%)、2位は「髪」(35.0%)、3位は「口元」(24.3%)という結果となった。
一方、「距離が近づいたときに気になる女性のパーツはどこか」についても、1位「目元」(52.1%)、2位「口元」(48.2%)、3位「髪」(28.2%)とベスト3は同じパーツで占められたものの、「口元」への意識が約2倍に増えていることがわかる。
次に、口元が与えるイメージについても調査を行った。「写真に写る際に、歯を見せて笑うことが多いか」と女性に聞いたところ、56.8%の女性が「歯を見せて写真に写ることが少ない」「どちらかというと歯を見せて写真に写ることが少ない」と回答。また、82.4%の女性は「口元に自信がない」とも回答しており、歯を見せることへの抵抗感がうかがえる結果となった。
一方、男性に「歯を見せて笑う女性の笑顔に魅力を感じるか」と尋ねると、「魅力を感じる」「やや魅力を感じる」の回答をあわせると、87.4%の男性が魅力を感じていることが判明。女性と男性では口元、特に「歯を見せて笑うこと」に関する意識のギャップがあることがわかった。
続いて、「口元に自信がある」と答えた女性と「自信がない」と答えた女性を比較。口元に自信がある女性は、「笑顔に自信がある」のほか、「毎日が楽しい」「よくデートに誘われる」「異性にモテる」「仕事が充実している」といった項目にも該当している。また、告白された平均人数も「8.01人」と、口元に自信がない人の「5.98人」より約2人多い結果となった。
また、「ほとんど毎日ガムを噛んでいる」人と「ガムを噛まない」人を比較すると、ガムを噛む人は、「自分の笑顔に自信がある」「よくデートに誘われる」「異性にモテる」「仕事が充実している」といった項目に該当することが判明。告白された平均人数も、ガムを噛んでいる人は、ガムを噛まない人の「5.52人」に比べて約3.5人多い「9.01人」という結果が出ている。
最後に、独身の息子を持つ母親を対象に「息子の結婚相手として、嫁にしたくない見た目」を調査。その結果、「化粧の濃さ」(85.4%)、「虫歯の多さ」「服装の派手さ」(同率83.5%)がワースト3となった。