シャノンは2月17日、マーケティング・販促担当者を対象に、国内BtoBマーケティングの意識・課題や現状についてのアンケート調査を実施し、その結果と分析内容を発表した。
BtoBマーケターが抱える課題とは
国内BtoBマーケティングに取り組む担当者が抱える課題として、2014年の調査で初めて、「コンテンツ企画・制作が難しい」という声が上位に入る結果に。
このことから同社は、作業の効率化や見込み客の管理・育成の環境整備が進んだ企業が増え始めたのではと推測する。
2015年、実施したい施策とは
2013年と比較し、オウンドメディアへの取り組み強化をあげる担当者が増加。一方で、ソーシャルメディアを用いた施策への意欲が大きく低下したことが明らかとなった。
これに対し同社は、ソーシャルメディアを継続して効果的に活用するためには、戦略的なコンテンツ展開が必要だということが改めて認識されたのではと分析する。
予算や人員、評価方法とは
マーケティング業務に携わる担当者数として、「2~5名」という回答が最も多く(34%)集まったほか、「特にいない(兼任)」と回答した割合も多い(30%)。予算としては、「特に決まっていない(21%)」と「500万円未満(20%)」との声があがった。
また、活動評価に対する意識については、未だに4割にのぼる企業がKPI設定をしていない現状が明らかとなった。
なお、同調査は、2014年11月19日~12月26日の間にインターネット上のアンケートにて実施され、回答者数は346となる。