東芝は2月4日、照明用途向けに160lmを超える高光束を有するレンズパッケージのパワー白色LED「TL1L4シリーズ」を発表した。

同製品は、常温動作時に発光効率160lm/W(typ.)を実現するとともに、Ta=85℃での動作電流を1Aまで可能とした製品である。また、従来製品の「TL1L3シリーズ」と比較して、Ta=85℃で60%以上の光束値の改善を実現し、照明機器の高効率化・低消費電力化に貢献する。さらに、照明用LED向けに開発したGaN-on-Si技術の他、3.5×3.5mmサイズのレンズパッケージを採用している。そして、電気的・光学的特性は、実際のセットを想定した動作条件(IF=350mA、Tj=85℃)で選別されている。

なお、カラーラインアップは2700K~6500Kで全9色がラインアップされている。

照明用途向けに160lm超の高光束を有するレンズパッケージのパワー白色LED「TL1L4シリーズ」