トレジャーデータはこのたび、シリーズBラウンドで総額1500万ドル、日本円にして約17億7450万円の資金調達が完了したことを発表した。
シリーズBとは、事業拡大の状況に応じて行われる第2段階の投資を指す。今回の投資では、スケール・ベンチャー・パートナーズ(Scale Venture Partners)がリードインベスターとなったほか、シエラ・ベンチャーズ(Sierra Ventures)やYahoo!の創業者となるジェリー・ヤン氏が投資・運営するAMEクラウド・ベンチャーズ(AME Cloud Ventures)、日本のアイティーファーム等のベンチャーキャピタルが参加したという。
同社は今後、調達した資金を、米国や日本での営業活動の強化や製品開発に活用すると同時に、アジア太平洋市場における新規事業開発に活用する方針。既に、韓国ソウルでの事業開発責任者を任命し、1月から韓国市場での事業展開を開始している。
また、売り上げ拡大が見込まれる中国や、その他のアジア太平洋市場においても、新規の拠点づくりを本年度中に進める予定だ。