Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center |
JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center、JPCERT/CC)は1月7日、「JPCERT/CC WEEKLY REPORT 2015-01-07 |担当者が選ぶ 2014年重大ニュース|JPCERT コーディネーションセンター Weekly Report」において、2014年に発生した重大ニュースを発表した。取り上げられている主なニュースは次のとおり。
- Windows XPおよび関連プロダクトのサポート終了
- HeartbleedおよびShellshockといった影響範囲の広い脆弱性の発見
- 大規模な個人情報漏洩事件の発生
- 個人情報保護ガイドラインの改正
- 国際的なボットネットのテイクダウン作戦開始
- パスワードリスト攻撃による不正ログインの多発
- サイバーセキュリティ基本法の成立
- ドメイン名ハイジャックの発生
- セキュリティ国際会議CODE BLUEの開催
インターネットは社会生活を営む上で欠かすことのできないインフラになっているが、セキュリティの脅威は年々複雑化して対応が難しい状況が生まれている。2014年はHeartbleedとShellshockというこれまでに例を見ないほど広範囲に影響する脆弱性が発見されるなど、セキュリティにあらためて注意を向けるべき一年となった。今後も最新の情報を収集するとともに、迅速に対応を取っていくことが推奨される。