アパレルウェブは12月25日、iOS/Android端末向けのファッションアプリ「Staff Snap(スタッフスナップ)」において、BLE(Bluetooth Low Energy)を活用した「リアルタイム情報配信の実証実験」を開始したと発表した。

BLE技術とは、位置情報を特定するための技術。Bluetoothとビーコン端末が相互通信することで、GPSよりも精度の高い位置測定が可能となる。来店検知やリアルタイムの情報配信など、スマートフォンと連携してさまざまな用途に活用できる。

実証実験では、Staff Snapのユーザーに対して、来店・購買効果が期待できる情報配信(店舗限定のお得なセール情報など)を行う。ユーザーが参加ブランドの該当ショップの前を通りかかると、ショップに設置されたビーコン端末の電波を受信し、アプリ上にPUSH通知でメッセージが届く仕組みとなっている。

実施エリアは、東京都・渋谷区神南、明治通り/キャットストリート、原宿。

主な参加ブランドは、DIESEL(ディーゼル)、SHIPS(シップス)、snidel(スナイデル)、FRAY I.D(フレイアイディー)、gelato pique(ジェラートピケ)、Lily Brown(リリーブラウン)、Mila Owen(ミラオーウェン)、Salon de Balcony(サロンドバルコニー)、flower(フラワー)で、今後も順次追加する。

実証実験を開始するにあたり、NTTドコモがサポートを担当。技術サポートとビーコン端末の無償提供、実証実験で取得したデータの解析を担当する。