National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は12月10日、次世代無線通信システム開発向けソフトウェア「LabVIEW Communications System Design Suite」を発表した。

同ソフトウェア開発環境を「NI USRP」や「NI USRP RIO」など同社のソフトウェア無線(SDR)ハードウェアと組み合わせて使用することにより、短期間で次世代無線通信システムを試作できる。

具体的には、ソフトウェア上に、ハードウェアの構成やその役割、システムドキュメントなどの情報がブロックとして表示され、ハードウェアの動きをその場で定義できる他、C言語やMATLABで記述したアルゴリズムをハードウェアにマッピングできる。また、Wi-FiやLTEのアプリケーションフレームワークが搭載されているため、一から新しいアルゴリズムを設計する必要がなく、既存の標準規格を持った特定のコンポーネントを開発することに焦点を絞って、無線機の試作を行うことができる。

さらに、コンセプトから試作までの一連の開発工程を1つのソフトウェアで統合できる。シミュレーションからマッピング、実装まで共通のツールが使えるため、それぞれのつながりが明確化され、作業効率、スピードが向上するという。

なお、価格は39万6000円(税抜き)から。

日本NIの次世代無線通信システム開発向けソフトウェア「LabVIEW Communications System Design Suite」