東京都・外苑前の明治神宮外苑絵画館前にて、今年で29年目を迎える国際的なクリエイティブイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK 2014」が開催されている。開催期間は11月3日まで、開場時間は11:00~21:00(最終日は20:00まで)。入場料は一般3,000円、大学生2,000円、高校生1,500円、中学生1,000円(小学生以下の子どもと来場すると適用される「親子割」あり。一部イベントは別途有料)。
同イベントは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィック、アートなど優れた生活デザインとアートが世界中から集結するもの。10日間に渡って開催され、過去最多となる20以上のコンテンツが展開されている。旧来のデザイン展示会という枠にとどまらず、デザイン・アート・ミュージック・ファッションの4本を柱にした"クリエイティブフェス"へと進化しつづけており、今回は「天才万博」をテーマに、見る者の価値観を変えるようなさまざまなジャンルの天才たちが多数登場する。
「建築模型とその提案書展」Photo by Taishi Hirokawa、Tomoki Hirokawa/Hair&make by carrie HM /fashion design by Koshiro Ebata |
具体的には、プロダクトデザイナー・佐藤オオキの作品ほかデザイン性あふれる商品/コンテンツが一般公開されるTDWのメインコンテンツ「Creative Life展」のほか、天才建築家13組(伊東豊雄、隈研吾ほか)による「建築模型とその提案書展」、クリエイティブに優れた天才ロボットクリエイターら(高橋智隆、明和電機ほか)による日本発の最高峰ロボットが並ぶ「スーパーロボット展」、初編の出版から200年になる「北斎漫画」にインスピレーションを得たさまざまなジャンルの天才クリエイター53人(葛西薫、片桐仁、小林賢太郎、菊地敦己ほか)の競演展「北斎漫画インスパイア展」、清川あさみが企画を務め、WOWらが映像を手がけたミラノを沸かせた和のメリーゴーラウンド、アートディレクター・増田セバスチャンらが参加し、貨物用コンテナを展示空間として再利用する「コンテナ展」、面白法人カヤックが手がけた今までにない喫煙所など、紹介しきれないほどのクリエイターが参加&コンテンツが用意されている。