NECは10月21日、ニコンへ、グローバルな人材育成を支援するSaaS型のeラーニングサービス「Cultiiva Global/LM」を提供したと発表した。

同サービスは、米国で高い実績を持つサムトータルシステムズのラーニングマネジメントシステムとNECのサービス基盤を連携したサービス。

標準で8言語に対応しているため、海外拠点を含む多拠点での同時研修を実現するほか、オプションサービスとして日本語・英語・中国語に対応したグローバルヘルプデスクを用意しており、システム操作方法に関する問い合わせに一元的に対応できる。

また、eラーニングや集合研修などの多彩な形態の研修について、受講状況の一元管理が可能であり、受講促進メールの発信や受講申し込みの受け付け、事後アンケートの発信など研修運用の効率化を実現する。

ニコンは、外国人社員を含めたグローバルレベルでの人材強化に向けて同サービスを採用し、まずは同社本体の社員を対象に利用を開始した。今後、2015年から国内関係会社において同サービスの利用を予定するとともに、海外拠点での利用についても検討している。