パイオニアは10月8日、カロッツエリアブランドのポータブルナビ「楽ナビ」3機種「AVIC-MRP900」「AVIC-MRP700」「AVIC-MRP600」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は、AVIC-MRP900が69,800円前後、AVIC-MRP700が54,800円前後、AVIC-MRP600が49,800円前後(いずれも税込)。

上段が「AVIC-MRP900」、下段左から「AVIC-MRP700」「AVIC-MRP600」

AVIC-MRP900とAVIC-MRP700は7V型、AVIC-MRP600は6.1V型の液晶パネルを採用したポータブルナビ。新モデルの最大の特徴が、「エアージェスチャー」機能の採用。エアージェスチャー機能は、画面やボタンに手を触れなくても、画面の前に手をかざしたり画面を横切るように手を動かすだけで、設定した操作を行えるというものだ。

また、ポータブルナビではあるが「車速検知型3Dハイブリッドセンサー」を採用しており、傾斜や旋回などの細かな動きにも追従。トンネル内や山岳路、立体駐車場内などのGPS衛星を捕捉できない環境でも、高精度に自車位置を表示可能だ。

連休や季節、曜日などの条件で変化する道路の混雑状況を分析した従来予測データを収録。さらに、通信モジュールを使用することで、リアルタイムの渋滞情報を取得できる「スマートループ渋滞情報」にも対応できる。

3モデルとも、マップチャージが付属。SDメモリーカードとPCを使用することで、3年間無償で最新の地図データを取得することができる。また、通信モジュール「ND-DC1」(希望小売価格25,000円、税別)を使用することで、車内から最新の地図データ・地点情報を取得することも可能だ。

AVIC-MRP900はフルセグチューナーを内蔵。4チューナー×4アンテナで、安定した受信が可能だ。他の2モデルはワンセグチューナーを内蔵している。