IDTは9月11日、「Intel Xeonプロセッサ E5-2600 v3」ファミリに対応した企業サーバ向けのDDR4チップセットが、OEMおよびメモリサプライヤによる評価を完了したと発表した。

同社のレジスタとデータバッファを搭載したDDR4 RDIMM(Registered Dual Inline Memory Modules)およびLRDIMM(Load-Reduced DIMMS)モジュールは、「Intel Xeonプロセッサ E5-2600 v3」ファミリをベースとしたサーバ向けにメモリサプライヤから量産出荷が開始されている。IDT社のDDR4サーバ用メモリインタフェースチップセットは、レジスタ、データバッファ、温度センサから構成され、新世代のダブルデータレート(DDR)技術に対応している。これにより、新しい「Intel Xeon」製品群がサポートするRDIMMとLRDIMMにおいて、より高密度で高速なデータレートを可能にする。

同社のDDR4レジスタ出荷台数は100万台を突破したが、これは主にDDR4チップセットを使用したモジュールの評価・検証が目的だった。同社のDDR4製品は、業界をリードする性能、電力効率、コンポーネントレベルでの信頼性をもたらすだけでなく、サーバやストレージのメーカーが自社のプラットフォームを独自に検証し最適化できるソフトウェアスイートも含んでいる。