セントラル硝子は9月5日、Saint-Gobainとインドネシアにおいて自動車用ガラス製造販売会社を合弁で設立することについて基本合意に至ったと発表した。

将来的に成長が見込まれるインドネシア自動車産業、および顧客自動車メーカー各社の発展に寄与することを目的に、Saint-Gobainと合弁で自動車用ガラス製造販売会社をジャカルタ東部に設立するという。セントラル硝子は2002年以降、Saint-Gobainと自動車ガラス事業において戦略的協力関係を維持発展させてきたが、今回インドネシアにおいても協力関係を構築し、自動車用ガラス事業の強化を図っていく。

合弁会社の出資比率はセントラル硝子グループ50%、Saint-Gobainグループ50%で、12月に設立される予定。生産開始時期は2016年初頭、年間50万台分の生産能力を有する計画で、両社の重要な製造販売拠点として運営される。なお、同合弁事業は独占禁止法の審査など、所管当局の正式承認を経た上で実施されるとしている。