日本マイクロソフトは8日、Microsoftが運営するポータルサイト「MSN」を刷新すると発表した。新しいユーザーインタフェース(UI)やコンテンツを掲載するプレビューサイトを、同日より公開する。

新しいUIを採用した「MSN」プレビューサイト

新しいMSNでは、Microsoftアカウントと連携し、Microsoftアカウントでサインインした場合にアカウントと紐付いた登録情報をどのデバイスからも見られるなど、パーソナライズ機能が強化された。また、PCやタブレット、スマートフォンなど各デバイス向けに、タッチ操作を意識したUIを採用。デバイスごとのブラウザ表示を最適化した。フリック操作やコンテンツ位置のカスタマイズも行える。

提供コンテンツは、米紙ニューヨークタイムス、英紙ガーディアン、仏紙フィガロ、仏紙ル・モンドなどに加え、国内では読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞などの全国紙を中心に各コンテンツを掲載する。コンテンツはニュース/スポーツ/エンタメ/マネー/フード&レシピ/ヘルスケア&フィットネス/自動車/トラベル/ビデオ/天気の10分野にカテゴライズされる。

MSNは、1995年に開始されたポータルサイト。55の地域で提供されており、国内のユニークユーザー数は2,500万を超える。今回の刷新はMicrosoftのCEO、Satya Nadella氏が進める「モバイルファースト、クラウドファースト」の方針に沿って行われ、「提供開始から約20年で最大の刷新」という。iOS/Android向けアプリも近日中に提供される予定だ。

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