エプソン、ページプリンター新製品の2シリーズ4機種を発表

エプソンは9月2日、ページプリンターの新製品2シリーズ4機種を発表した。A3モノクロページプリンター「LP-S4250」「LP-S3550」「LP-S3250」の3機種と、A4カラーページプリンター「LP-S950」は9月下旬より順次発売する。

新製品は、エプソン独自の高速テクノロジーを採用しており、A3モノクロページプリンター3機種ともに従来機から印刷スピードを向上させた。特にLP-S4250は、最速で45枚/分の高速印刷を達成している。

また、LP-S4250/LP-S3550の給紙容量は最大2850枚で、用紙補充の手間を低減。給紙は標準装備のカセット給紙、MPトレイに加え、オプションの増設カセットは4段まで可能な6ウェイで、複数の異なるサイズの用紙を常時セットすることが可能だ。

LP-S4250は、従来機と比較して奥行きで約10センチ縮小、重量も約20%の軽量化が図られ、サイズ490mm×410mm×320mm、重量約21.0kgというコンパクトサイズを実現している。

環境性能にも配慮されており、稼動時と待機時を含めたトータルの消費力量を示すTEC値は2.3kWh(LP-S4250)と低く、「国際エネルギースタープログラム」にも適合する優れた省エネルギー性能を実現した。

節電に配慮した「節電自動設定」機能も搭載しており、ユーザーの利用状況に適した節電移行時間をプリンターが判断し自動設定する。ユーザー自身で1週間の節電スケジュールを簡単に設定できる「節電スケジュール設定」機能やプリンター前面の「節電ソフトスイッチ」など、総合的な節電対策が図られている。

一方、A4カラープリンター「LP-S950」は、カラー・モノクロ共に31枚/分の高速印刷を実現。両面印刷時も片面時と同速の31ページ/分と高い生産性を実現する。

新たにAdobe PostScriptへ標準対応し、高品質な印刷が可能となった。稼動時と待機時を含めたトータルの消費力量を示すTEC値は、従来機比で約1/2となる1.9kWhを達成し、こちらも国際エネルギースタープログラムにも適合する。