キヤノンは28日、フラットベッドスキャナの新モデル「CanoScan LiDE220」を発表した。発売は9月4日。価格はオープンプライス。直販価格は税別9,800円。
LiDEシリーズの特徴であるバスパワー駆動は健在で、USBケーブルのみでスキャンが可能。さらに可搬性を向上するべく、サイズをW250×D365×H39mmに薄型化するとともに、重量を約1.6kgに絞る軽量化も行っている。
縦置きスキャンにも対応しており、パッケージには専用のスタンドを同梱している。また、「Advanced Z-Lid」も装備しており、厚手の原稿をスキャンする際にもカバー(圧板)を最大で20mm持ち上げられる。
本体の前面には作業のショートカットを割り当てた「5EZボタン」を新たに装備。ショートカットの内訳はPDF、PDF終了、AUTO SCAN、COPY、SENDの5種類となる。PDF終了ボタンは、複数ページのPDFを作成する際に終了を指示するためのボタンだ。SENDボタンはスキャンデータをPC経由でクラウドに保存することができる。
光学解像度は4800dpi。センサーはCISを採用。諧調数は入力、出力とも48ビットを備える。原稿サイズは最大A4/レター(216×297mm)まで取り込みが可能。