楽天は8月21日、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約して業務の効率化を図るため、2015年8月を目処に、本社を現在の東京都品川区東品川から東京都世田谷区玉川に移転することを決定したと発表した。

移転先は、東京急行電鉄および東急不動産が運営する「二子玉川ライズ」内に、二子玉川東第二地区市街地再開発組合が建設中の「二子玉川ライズ・タワーオフィス」。オフィス・ホテル棟の内、26フロアを占めるオフィスの全フロアに入居する予定。

楽天が入居する「二子玉川ライズ・タワーオフィス」のイメージ

「二子玉川ライズ」全体の再開発事業施行地区の面積は約11.2ヘクタールで、民間が施行する再開発事業では都内最大級となる。そのうち第1期事業(施行面積:約8.1ヘクタール)は2011年3月に完成している。再開発地区は、全街区を通じてイギリスのコンラン&パートナーズがデザイン監修を行っている。

「二子玉川ライズ」再開発事業の全体計画のイメージ