USBの仕様策定や管理を行っているUSB Implementers Forum (USB-IF)は8月12日(米国時間)、新規格「USB Type-C」の仕様策定が完了したと発表した。

「Type-C」のケーブルとコネクタは「USB 2.0 Micro-B」 と同様に、モバイル機器向けに小さくデザインされている一方、パソコンやタブレットにも使用できる頑丈な作りになっという。また、上下の区別がなくなったことで差し込む際に向きを確認する必要がなくなった。転送速度は最高10Gbpsとなり、最大100Wの電力供給にも対応するという。

なお、Type-Cと既存USBコネクタとの直接的な互換性は失われるが、ケーブルやアダプタなどについても仕様を定義することで、Type-Cを既存の製品に使えるようにすると、USB-IFは説明している。